ポートフォリオで考える3つのポイント

資産形成

皆さん、こんにちは。

「年間配当1000万円を目指す!」という目標を掲げ、ブログを始めた京大父さんです。

投資を行う上で、ポートフォリオについてブレない方針を持つことは大切です。
投資に馴染みのない方は聞きなれない言葉かもしれませんが、
資産運用の投資先全体を指して、「ポートフォリオ」と呼びます。

資産運用のポートフォリオについて、皆さんはどんな考え方をもっていますか。
ポートフォリオは人それぞれで、資産額・投資スタンス・投資経験などが良く表れますよね。

資産運用に正解はありませんが、ポートフォリオを組む上で私は3つのポイントを意識しています。

ポートフォリオの3つのポイント

コアとなる投資先を決めること、分散を図ること、シンプルであること、を意識しています。

私が意識する3つのポイント
コアとなる投資先を決める
分散を図る
シンプルであること

①コアとなる投資先を決める

自分が一番中心に据えたい投資対象を明確に定めましょう。
私の場合は、米国高配当ETFをコアに据えています。
これは、配当金(円ではなくドル建て)を重視しているからです。

②分散を図る

コアの投資対象だけに集中投資することは危険です。投資に絶対は無いからです。
サブとなる投資対象もポートフォリオに組み入れて分散を図りましょう。
我が家は日本株やインフラファンド等により、国・アセットタイプ・為替の分散を図っています。

③シンプルであること

ポートフォリオはシンプルであることが重要だと考えています。
分散を求めるあまり、20~30の投資商品を組み込んだ場合、管理が非常に煩雑になります。
そもそも分散が図られたETFをいくつか組み込んでおけばそれだけで分散は十分図られます。
管理が苦にならない方は別ですが、放ったらかし投資にはシンプルな構成の方が楽です。
私の場合、投資先が10商品程度を目安に考えています。

3つのポイントを重視する理由

分散投資を行うことで安心して放ったらできるポートフォリオを目指しています。

①コアとなる投資先を決める理由

ポートフォリオにコアとなる投資先を据えることで、投資方針が明確化されます。
投資方針を明確化しておくことは、投資行動に一貫性を持たせるという点でメリットがあります。
市場環境に一喜一憂して投資行動を変えることが一番危険ですから、ブレない投資方針は重要です。
私の場合は、「年間配当1000万円を目指す!」という目標がある訳ですから、
定期的に売買を行ってキャピラルゲインを積み上げることは最優先ではありません。
あくまでも、安定的な配当金の積み上げを重視しています。
そのため、米国・高配当株ETFをコアの投資先に据えています。

日本の高配当株ETFも一部組み入れていますが、
日本株(円)と米国株(ドル)という選択肢の中で、米国株を中心に据える判断しています。

国内資産については、REIT系のETF(不動産)やインフラファンド(再エネ)を組み込むことで、
株式だけではなく、別のアセットタイプをベースに高配当を目指しています。

②分散を図る理由

「自分には株式投資の才覚がなく、一人勝ちは難しい」と諦めの気持ちを積極的に持つこと。
一方で、「成長市場にコツコツ投資を続ければ、参加者全員の資産は増える(全員勝つ)」こと。

こうした考え方を理解したうえで資産運用に取り組むことが素人投資家には必要だと思います。

ここで重要なのが、分散投資をするということです。
つまり、優良企業だと特定の企業に飛びついて集中投資しない。
数多くの投資先に分散投資することが重要です。

でも、数多くの企業を自分で探して・選んで投資するのは、手間もコストも大きく大変ですよね。
この点において、ETFは最強の投資商品といえます。
ETFは特定のテーマに合致する複数の投資先をパッケージ化した商品です。
ETFに対して投資することで自動的に分散が図られる素晴らしい商品です。

どうしても個別株を調べて、自分で選定したいという人以外は、
ETFを購入して手っ取り早く分散を図りましょう。

③シンプルであること

資産運用を始めたばかりの時、投資先の株価チェックを繰り返してしまう人が多いと思います。
特に利益が出ている時は、株価チェックが楽しいんですよね。
でも、株価を見ても結果は同じ。上がり・下がりの結果によって一喜一憂してしまうだけです。

きちんと分散投資して、長期的に保有し続ける・配当金を積み上げる。
これが私の投資方針ですから、基本的には放ったらかしです。
株価をチェックするのは月2回程度(追加購入のタイミングを毎月2回設定しています。)だけ。
後は、暴落時(直近ではコロナショック)にチェックする程度です(絶好の購入チャンス)。

ポートフォリオの管理、投資先の追加投資・入れ替えに日々の貴重な時間を掛けても、
費用対効果は低いと思っています。
そのため、投資先の数や構成は、極力シンプルにしたいと思っています。

まとめ

資産運用を始めたばかりの時は、投資先企業を一つ一つ選定する時間自体が楽しいものでした。
株価を毎日何度もチェックして、予想通り上がっていたら嬉しくて、下がっていれば悔しくて、、。

投資を趣味として楽しむのであれば、これはこれえ幸福な時間かもしれません。
でも、あくまでも自由を手に入れるための手段だと捉えた場合は、
極力頭を使わず・時間を使わず・放ったらかしにしておけるポートフォリオづくりが大事です。
この点を意識し出してからは、考え方がガラッと変わりました。

①投資方針を明確化して、メインに据える投資先決める
②ただし、特定の企業に集中投資ではなく、ETFという優良商品を活用して分散投資
③投資先を増やせば増やす程、ポートフォリオ管理に手間とコストが発生します。
投資先の数をやみくもに増やすことは避け、極力シンプルなポートフォリオを目指しています。

皆さんも、自分には投資の才能があるという根拠なき自信を捨てて、放ったらかし長期投資でのんびり資産運用に取り組んでみてはいかがでしょうか。

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