毎日3分の経験貯金(「365日記」)

雑記

皆さん、こんにちは。

「年間配当1000万円を目指す!」という目標を掲げ、ブログを始めた京大父さんです。

私は大学院を卒業後、特に迷うこともなくサラリーマンを選択しました。
どうせ会社にいるなら、一生懸命働いて、お金もその分沢山もらいたい。
そう思って、懸命に働いて、パフォーマンスを上げるための資格試験にも多く取り組みました。
その中で、社会人になってから「どうしても変えたい」と思っていたことがあります。

働き始めると、学生時代よりも圧倒的に忙しくなります。
また、経験の無い初めてへの挑戦の連続です。
必然的に新たな経験や知識が自分の中に積み重なります。

でも、そうした貴重な経験・知識がきちんと蓄積されているのか自信がありませんでした。
むしろ、意識していないと大部分が流れ出てしまう気がして、とても勿体ないと感じていました。

お金を貯めることや学校の勉強はある意味単純です。
蓄積しているかどうかは、残高や試験の結果が教えてくれます。

一方で、日々の生活の中で得た経験や知識は蓄積度合いが分かり辛いものです。
特に、社会人になると残高照会や試験結果のように定点観測によるフィードバックがありません。

そのため、「大人になってから成長が感じ辛くなった」という方が多いのかもしれません。
本当は成長していない人なんていないんですけどね。

日々の経験や知識をきちんと蓄積する工夫をしよう、蓄積度合いを定点観測しよう。
そう思い立ってから、私は「365日記」をつけています。

一日3分。皆さんも「365日記」をつけてみませんか。

「365日記」とは

簡単に言うと日記です。
これだけ聞くと、「ただの日記か。」と思うかもしれません。

でも、一般的な日記とは違い、以下の日記を私は「365日記」と呼んでいます。

私が「365日記」と呼ぶ日記
1年365日について、「●月●日」のページを全て用意。
毎日、その日の出来事を「1年間の今日」のページに書き足していく。
つまり、365日分の「●月●日」のページに毎年1回新しい経験を書き足していきます。

「365日記」をスタートする際に、私は2つのルールを決めました。

1. シンプルに書くこと。

毎日のトピックは3つに絞る。
それぞれについて極力簡単に記載しておくこと。ダラダラ書かないこと。
沢山書きたい日も、書くことが全然ない日も、絶対に3つのトピックを立てて簡単に書いています。

2. 内容は何でもOK

「書かないと」という義務感に迫られて書くと、絶対に続けるのが嫌になります。
絶対に3つのトピックを立てていますが、他愛も無い日々の出来事でもOKにしています。
(他愛の無い内容しか書けない日も結構あります。)

でも、新しい発見・知識、失敗・成功、感動・少し気になったこと、、等心が動いたことがあった時は、これらを優先して記録するようにしています。

「365日記」の作り方

私はEvernoteを使って「365日記」を書いています。
Evernoteのノート機能を活用して、365枚(うるう年を含めて366枚)のノートを作成。
毎日その日のページの更新を行っています。
(最初に366枚のノートを準備するのだけは、面倒臭いですが、、、)

紙でも同じような日記帳が売っていますが、私は電子データでの記録をおすすめします。

紙だと10年もすると同じノートに書ききれなくなってきます。
また何よりも、外出先でパッと気づいた時に書くことが難しいです。
そのため、Evernote(電子データ)で記録を残しています。

 

(参考)Evernoteでの「365日記」の作り方
①1月1日から12月31日までの365枚(うるう年を含めて366枚)のノートを作成します。
②全てのノートには「365日記」というタグを設定しておくと便利です。
③各ノートのタイトルは、日付順に並ぶように工夫して設定しましょう。
①③ex. 2月9日分の日記タイトル⇒「0209」と設定。これでノートが日付順に並びます。
④ノートの中身は、毎年度毎の内容が分かるように記載します。
①④ex.「〇2023年」とタイトルで区切って、3つのトピックを記載。

〈※「365日記」のイメージ〉

365日記のメリット

趣味としてつける日記と、「365日記」は目的が違うと思います。
なので、どちらの方が良いということはありません。
ただし、「経験の貯金」という視点でみると365日記は多くのメリットがあります。

1. 蓄積の振り返りが出来る

1年前の自分と現在の自分を比べてどのくらい成長したか分かりますか?

日々の忙しさの中では、ついつい目の前のことに一生懸命になりがちです。
そして過去の振り返りが出来ないことが多いと思います。

「365日記」の一番のメリットは振り返りが出来ることです。

今日の日記を書く時、必ず1年前・2年前・・と過去の記録が目に触れます。
そのため、意識しなくても定期的に過去の経験を振り返ることが出来ます。

新しい知識であれば、振り返ることで身に付きやすくなります。
同じ経験でも、1年後に振り返ることで違う視点で捉えることもあると思います。
1年前はこんなことを考えていたなと振り返ることも大切で、自分の成長を感じることも出来ます。

2. 経験が仕事で使える知見に変わる

仕事で初めてのことに挑戦すると、ゼロから調べて理解することから始めると思います。
新しく得た知識や経験は貴重なものですが、放っておくと人間は必ず忘れてしまいます。

皆さんも、一度覚えたことは忘れるが、二度三度と期間を空けて復習すると自分の中で定着したという経験があると思います。

「365日記」は毎年1回は必ず振り返ることになります。
そのため、「この知識は自分のものにしたい」と思えば、日記に書き留めておけばよいのです。
私も仕事で得た新たな視点や知識は意識的に日記に書き留めるようにしています。

3. 自分の行動を良い方向に変えられる。

誰しもが自分は正しいと思いがちです。

例えば、考え方が周囲の関係者と合わず、中々上手く進まない時、
そうした経験を日々の「365日記」に書き留めておくと良いと思います。

原因が相手にある場合もあるかもしれません。
でも、多くの場合はお互いに原因があります。

その時は冷静に捉えることが出来ないかもしれませんが、
1年後に改めて冷静に振り返ると、自分が間違っていたと感じる部分が発見できるかもしれません。
こうした振り返りを通して、少しずつ自分の行動を変えていくことが出来れば、自分も周囲もwin-winの関係が築けるでしょう。

周囲の環境では無く、原因は基本的に自分にあると考えて、何とか自分の行動を変えようとする
(自分の軸を曲げるということではりません)
これが簡単なようで一番難しいため、こうした事にも「365日記」は有効です。

「365日記」を書く時のポイント

1. 1年間は絶対にやめない。

どんなに内容が薄くても良いので、必ず1年間は続けましょう。
何といっても続けることに尽きます。

私も今でも時々書くのを忘れてしまう時がありますが、翌日に思い出して書くようにしています。
2年以上前から寝る前の3分~5分を使って毎日書いていますが、
習慣化すると、書かないことが気持ち悪くなります。

1年頑張れば、翌年からは振り返りがセットになるので、より楽しくなってきます。

2. 沢山書かない

長文を書く必要はありません。

一度長文を書き始めると、長文を書かなければと次第に続けるのが辛くなってきます。

スマホ画面で4~5行程度の文章を一つとして、3つ書く。
3つ以上は絶対書かないとマイルールを決めています。
(気になった日経記事のコピペを貼り付ける時は、結果的に長文になることはありますが、)

また、長文ばかりだと、翌年以降の振り返りの際に読むのが大変になります。
全ての内容を書く必要は無く、振り返りの際にポイントを思い出せるよう簡単に書いておくことが重要です。

楽に続けるため、振り返りがりやすいように、沢山書かないことをお勧めします。

3. スマホアプリで書く

冒頭も書いた通り、私はEvernoteで「365日記」を書いています。

PCの前に座らないと書けない、紙の日記帳を出してこないと書けない。
こうなると書き始める前に億劫になりがちです。

スマホ一つで、どこでもいつでも、トイレの中でもササっと書いてしまえる
スマホアプリを活用することをお勧めします。

まとめ

私が勝手に「365日記」と呼んでいる日記の方法ですが、皆さんも始めてみませんか?

私は仕事上の力をつけるために、日々の成長を感じるために始めました。
初めて見ると1年前の今日・2年前の今日を振り返る効果が大きくて今ではやめられません。

また、初めてみると、仕事以外にも色々な面で非常に役立つツールになることに気づきました。
この点は、「365日記」を続けてきた実体験として、
また別の記事で書こうと思います。

是非皆さんもお金だけではなく、経験貯金をスタートしてみてください!

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