日経平均が3万円を超えて思うこと

資産形成

 

皆さん、こんにちは。

「年間配当1000万円を目指す!」という目標を掲げ、ブログを始めた京大父さんです。

皆さんは、日本株に投資をしていますか。

ここ最近、日本株が絶好調ですね。
日経平均は3万円を超え、普段株価チェックをしない私にも株価好調のニュースが入ってきます。

日銀の金融緩和、コロナ後の経済回復、意外と底堅い企業の業績見通し等が要因のようです。
私も日本株に投資しているので資産は増えていると思います。

ただ、配当金を重視する私にとっては特別嬉しい状況ではありません。

絶好調の日本株

コロナ初期の2020年3月には18,000円台にまで落ち込んだ日経平均ですが、
その後は、一時調整が入りながらも順調に回復してきました。

特にアフターコロナを見据えた足元の株価上昇は顕著で、ついに3万円を超えました。
コロナ初期と比較すると、単純計算でも1.5倍以上になっています。
また、海外株と比較すると、日本株の好調ぶりは特に目立っています。

※Yahoo!ファイナンスの提供データより作成

報道を見ていると、金融緩和の継続やコロナ後の経済回復期待等、
外国市場よりも対的に日本市場がポジティブに捉えられている側面があるようです。
ただ、実際のところは何が原因かはハッキリしませんし、持続性についても誰も分かりません。

資産額への影響

私は米国株をコアに据えていますが、日本株も投資しています。
その為、日本株の上昇についてはその恩恵を受けている状況です。

投資先の一つである「NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信」は、
ここ3年で株価が急上昇しています。


※SBI証券の提供データより作成

ポートフォリオを確認すると、私の平均取得単価は約32,000円でした。
つまり、足元では評価額が約1.5倍に上昇しています。

平均取得単価が低い理由としては、2020年前半のコロナショック・大暴落のタイミングで、
纏まった金額を一気に買っていたためです。
数年後への先行投資を目的にリスクを負ったものですが、結果的には良い判断となりました。

普段は、高くても・安くても、淡々と同じペースで買い続けるのがルールですが、
10年に1度の「●●ショック」の際は、一気に先行投資することにしています。

株価上昇で思うこと

日本株の資産額が増加するのは嬉しいことではあるものの、現状については冷静に捉えています。
株価の上昇は一過性かもしれないし、長期的に続くかもしれない。
これについては、誰も分からないので、まずは淡々と同じペースで買っていくだけです。

また、私が重視しているのは配当金なので、この観点からすると嬉しくない側面があります。
株価が急激に上昇すると、配当金積み上げに重要となる株数を増やすことができません。
同じ金額を投資するにしても、高値と安値では、購入できる株数が異なるからです。
将来的な配当金の積み上げを目指している身としては、株数が中々増えない現状はネガティブです。

そういった意味では、早めに株価が落ち着いて、
安定した状況に入ってくれないかなと期待している部分もあります。

株価が上昇し、どんなにPC上の資産が増えようが、基本的には売却しないので、
私の使える現金が増えることはありません。
今は価格が落ち着いて、より多くの株数を集めたいと考えています。

配当金を重視する投資家にとっては、急激な株価上昇はネガティブです。
それよりも長期的に緩やかに・少しずつ上がっていく方が望ましいですね。

まとめ

絶好調な日本株の報道が増えてきたので、思うところを書きました。

確かに私の日本株の資産額も右肩上がりに急上昇していますが、
長期投資が前提で、株の売却(=利益確定)をしないことから、
私の使える現金が増える訳ではなく、いつまで続くか分からないこの状況を一歩引いて見ています。

また、配当金のベースとなる株数を積み上げられない状況はややネガティブです。
この先も日本株は一定のペースで買い続けていきますが、
私の興味は景気後退局面に入ると噂されている米国株にどちらかというと向いています。
一時的な株価下落であれば、安く沢山の株を取得できるため、将来の配当金にはプラスだからです。

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