大暴落は怖くない

資産形成

皆さん、こんにちは。

「年間配当1000万円を目指す!」という目標を掲げ、ブログを始めた京大父さんです。

皆さんは、株価が大暴落した時にどんな行動をとりますか?

まずは株を全て売却してしまう方が結構多いのだと思います。
でも私のように配当金の積み上げを目的にしている場合は、簡単に売却には踏み切れません。
原則は、良い時も・悪い時も保有し続けて、淡々と株を買い進める方針だからです。

今回は、私が大暴落時に取りたい行動とそのための準備について書きたいと思います。

大暴落が起こったら

大暴落が起こった時、私が一番避けたい行動は焦って全ての株を売ってしまうことです。
これまで少しずつ積み上げてきた配当の源を全て失ってしまうからです。

暴落が終わってからまた買い直せば良いと思うかもしれません。
でも、買い直すタイミングを図っている内に株価が上がってしまうこともあります。
一般的には、絶妙のタイミングで買い直すことができる場合は少ないでしょう。

また、増配を繰り返している株の場合は、増配のメリットも全て手放すことになります。
増配によって、過去に購入した株の配当利回りは向上しています。
一旦売却して、改めて購入した場合は取得時の配当利回りに置き換えられてしまいます。

こうしたことから、大暴落の時こそ、いつも以上のペースで株を買いたいと思っています。
慌てず冷静な気持ちで将来を見据えて、良い条件で株を集められるチャンスと捉えたいです。
実際には、不安を少し抱えながらの行動にはなるので、理想論ではなりますが。

ただ、実際に直近のコロナショックの際は、多くの株を安価に手に入れることができたので、
次の大暴落の際も同様の行動がとれると思っています。

大暴落への準備

大暴落に備えて準備していることは3つです。

大暴落への準備
①生活保全資金を投資資金とは別にきちんと確保しておく。
②投資用の余剰資金を確保しておく。
③暴落時に買いに入る際のマイルールを決めておく。

①生活保全資金の確保

私は現金1,000万円を、万一の際の生活保全資金として確保しています。
これだけあれば、家族の体調や仕事に何かあっても、当面は生活を維持することができます。
私一人なら別ですが、家族がいるので、万一の際の生活保全は重要です。

株式投資の成功・失敗により、生活基盤がすぐに揺らぐことは無いという安心感は大切です。
こうした安心感があるからこそ、大暴落時にも冷静な行動がとれるのです。

②投資用の余剰資金

生活保全のための現金1,000万円以外は、全て信託口座に移しています。
しかし、信託口座内の現金を全て株式等に変えている訳ではありません。
一定金額については、常に信託口座内に現金(円およびドル)として残しています。

具体的には、投資資産(株式など+投資用資金)の30%程度を残すようにしています。
年齢や配当金の積み上げという観点からすると、もっと現金比率を下げても良いのかもしれません。
ただ、現状の30%程度というのが個人的には何だか精神的にも落ち着きます。

こうした投資用の余剰資金があるからこそ、大暴落時に大きく追加購入できるのです。

③暴落時のマイルール

実際に大暴落が起きると、連日株価は下がり続けます。
また、巷には悲観的なニュースやコメントが溢れて、出口の見えない不安感があおられます。

そんな状況下において、いかに冷静に買いに入れるかが一番難しいポイントです。
多くの方は、大切な現金を、明日も下がる可能性が高い株に変えることは中々できません。

そのため、事前にマイルールを決めておき、それに従って機械的に行動するのが精神的には楽です。

私の場合は、お目当てのETFや個別株が、直近の高値から30%以上下落しており、
マーケット全体としても業種を問わず軒並み大幅下落している状況を大暴落を捉えています。

そのうえで、例えば直近高値から
30%下落したら、現金比率を20%に下げる
40%下落したら、現金比率を10%に下げる
50%下落したら、現金比率を0%に下げる(現金を全て株式等に変える)
というマイルールを作っています。

大暴落の際も、一気に投資するのではなく、徐々に段階を追って、
購入のタイミングを分散させながら購入したいものです。

まとめ

幸か不幸か、定期的に大暴落はやってきます。
絶対に経験するのであれば、上手く活用したいですよね。

私としては、大暴落は配当金の源泉を低価格で沢山集められる大チャンスと捉えています。
そのため、事前の備えもしっかりと行っておきたいと考えています。

今回は、私の事前準備3つを書きました。
皆さんも、今後必ず来る大暴落に備えて事前準備を始めてみてはいかがでしょうか。

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